No Man’s Sky、2026年に始めたら意外とやることに困らなかった話

No Man's Skyのスクリーンショット。惑星の軌道上を飛ぶ宇宙船
  • URLをコピーしました!

No Man’s Skyを始めて、だいたい1ヶ月くらいになります。

正直、買う前はけっこう迷いました。ネットで調べると「自由すぎて何していいかわからない」とか「自分でやることを見つけられない人にはきつい」みたいな話がわりと出てくるんですよね。サンドボックス系のゲームは嫌いじゃないんですけど、いきなり放り出されて途方に暮れるやつだったら嫌だなあ……と。

で、実際に始めてみたら、全然そんなことなかったです。むしろやることが渋滞してます。

メインストーリーを進めつつ、合間にサイドクエストが次々と湧いてきて、基地を建てたり、素材を集めに別の星系へ飛んだり、宇宙ステーションで異星人に話しかけて言葉を覚えたり。気づいたら「次あれやりたいな」「いやその前にこっちも」みたいな状態がずっと続いてます。

この記事では、2026年の現環境でNo Man’s Skyを始めた一プレイヤーとして、なぜやることに困らないのかを書いてみます。

粗もあるので、そこも正直に触れます。

目次

メインストーリーは、正直そこまで面白くない

No Man's Skyのメインストーリーでホログラムと会話するシーン

いきなり身も蓋もないことを言いますが、メインストーリー自体はそんなに面白くないです。

やることのパターンがだいたい決まっていて、指定されたポイントに行く→アンテナ的な施設でホログラムと会話→スペースアノマリーで情報を共有、という流れの繰り返しなんですよね。話の内容も抽象的で、正直「何の話をしてるんだろう」と思いながら進めてます。

まだクリアしてないので終盤で化ける可能性はありますが、今のところは「作業」に近い感覚です。

じゃあなんで進めてるのかというと、メインを進めると機能やアップグレードがノーコストで解放されるからです。

メインストーリーを進めるメリット

メインのマイルストーンを達成するたびに、通常ならコストがかかる機能やアップグレードがタダで手に入る。ストーリーの面白さで引っ張るタイプではなく、「進めておくと得」な実利型。

メインストーリーは、このゲームでいうと「幹線道路」みたいなものだと思ってます。

幹線道路そのものがドラマチックなわけじゃないんですけど、走ってると色んな脇道への入口が見えてくる。で、その脇道こそがこのゲームの本体でした。

サイドクエストが実質メインコンテンツだった

メインを進めていると、サイドクエストが自然に発生するんですが、これがNo Man’s Skyで結構楽しいところだと思ってます。

サイドクエストにはいくつかのタイプがあって、それぞれ役割が違います。

  • チュートリアル兼用型:基地の建て方とか精製機の使い方とか、ゲームの基本システムを実際にやりながら覚えられるやつです。メインだけ進めてると「この機能ってどう使うの?」ってなりがちなんですけど、サイドが自然に補完してくれます。
  • コンテンツ導入型:「こういう遊び方もあるよ」って感じで、新しいコンテンツへの入口を開いてくれるタイプ。基地建設の本格的なクエストラインとか、ブラックホール探索への導線とかがこれにあたります。
  • ノーコスト解放型:メインと同じく、進めると機能やアップグレードがタダで手に入るやつ。たとえば自分の場合、サイドクエストを進めたら200万ユニット相当のBランクマルチツールを無料でもらえたことがありました。自分で買っちゃったあとだったので損した気分(笑
  • 気分転換型:メインやガチめのサイドに疲れたとき、ちょっと別のことやれるタイプ。宇宙ステーションの掲示板ミッションとかですね。

で、ポイントはこれらが勝手に湧いてくるということです。

「次は何しよう……」と自分で悩む前に、「これやってみませんか?」がどんどん来る。メインに飽きたらサイドに手を出して、サイドに区切りがついたらメインに戻る。この行ったり来たりが、「自分で目標を見つけなきゃ」というハードルをかなり下げてくれてるなと感じます。

No Man’s Skyに対する「自由すぎてどう楽しめばいいかわからない」への自分なりの答えは、たぶんこれです。少なくとも序盤から中盤にかけては、メインを軸にサイドを拾っていくだけで、やることが枯れる気配がありません。

素材集めは「調達の冒険」になる

No Man’s Skyにも素材集めの要素はあります。

基地に新しい設備を建てたい、機能を追加したい——そういう「やりたいこと」が先にあって、それに必要な素材を集めに行く流れです。この点は例えばモンハンの「あの装備を作りたいからあの素材を集めよう」と似てます。

ただ、大きく違うのは調達の手段がかなり柔軟なところです。

モンハンだと、欲しい素材を落とすモンスターは決まっていて、そいつを狩るしかない。それはそれで「あと1個……!」の緊張感があって楽しいんですけど、NMSの場合は同じ素材を手に入れるルートが複数あります。

  • 星を探して採取:クラフト画面から必要な素材をブックマークすると、ナビが条件に合う星の情報を教えてくれます。特定の星が決まってるわけじゃなくて、条件を満たす星ならどこでも採れる。知らない星系に飛んで、見たことない地形の惑星に降りて、目当ての素材を掘る。用事があって来てるのに、なんか普通に冒険として楽しいです。
  • ショップで買う:宇宙ステーションにはショップがあって、たまに欲しかった素材がラインナップに並んでることがあります。探し回らなくても買えちゃう。このラッキー感がけっこう気持ちいいんですよね。
No Man's Skyの銀河貿易ターミナルで素材を購入する画面
  • NPCトラベラーと取引:自分と同じように宇宙船でステーションに来てるNPCとも取引できます。ここでも欲しかったものが見つかることがあります。

つまり、「この方法でしか手に入らない」が基本的にない。探しに行ってもいいし、買えたらラッキー、くらいの気楽さで調達できるんですよね。おかげで素材集めが「同じことの繰り返し」にならずに、「ついでの冒険」や「偶然の出会い」みたいな体験になってます。

個人的に好きなのは、別の用事で寄った宇宙ステーションのショップに、ずっと探してた素材がひょっこり並んでた瞬間です。こういう小さいラッキーが積み重なるの、地味にテンション上がります。

宇宙の住人になっていく感覚がいい

No Man’s Skyには複数の異星人種族がいて、それぞれ独自の言語を持ってます。最初はNPCに話しかけても文章の大半が未知の単語で埋まっていて、何を言ってるのかさっぱりわからないんですよね。

私が今のところ確認している言語を覚える方法が2つあります。

STEP
NPCとの会話

宇宙ステーションにいる住人に話しかけると、単語を一つ教えてもらえます。地道なんですけど、会話のたびに読める部分がちょっとずつ増えていくのが実感できて、これがじわじわ楽しいです。

STEP
知識の石や祭壇的なやつ

惑星の地表にぽつぽつ点在してる「知識の石」というオブジェクトです。見つけてインタラクトすると、特定の種族の言語を一つ習得できます。惑星探索のついでに見つかることが多いので、自然と語彙が増えていきます。

で、面白いのがここからで。語彙が増えてくると、NPCとの会話で「覚えた言葉を使って答える」選択肢が出てくるんですよ。

正しく答えると相手の種族からの信頼が上がって、お礼にアイテムをもらえたりします。

最初は完全にアウェイだった宇宙が、言葉を覚えていくにつれて少しずつ「自分の居場所」になっていく感じがあります。会話が通じるようになる、信頼してもらえるようになる、取引でも有利になる。RPGでレベルが上がるのとは違う、じわじわと世界に馴染んでいく感覚。これはけっこう独特で、気に入ってます。

ちなみに、マルチツール(万能ツール兼武器)やスーツの強化も、こうした寄り道の中で自然に進みます。

新しい星系の宇宙ステーションやスペースアノマリーに行くたびにスーツのアップグレードが1回できます

「強化のために周回する」んじゃなくて、「いろいろやってたらいつの間にか強くなってた」っていう感じが心地いいです。

「粗はある」けど進行に困るレベルではない

ここまでいいところを書いてきましたが、粗がないわけじゃないです。1ヶ月プレイして気になった点を正直に挙げます。

  • 整地が元に戻る:地形を整地できる機能があるんですけど、せっかくきれいにした地面が、しばらくすると微妙に土が戻ってたり、裏世界が見えたりすることがあります。基地の周りでこれが起きるとちょっと萎えます。
  • 所持数がわからない:ショップでアイテムを買うときに、自分が今それをいくつ持ってるか表示されません。足りてるのか足りてないのか、いちいちインベントリを開いて確認しなきゃいけないのが地味にめんどくさいです。
  • アップグレード仕様が不親切:機能追加やアップグレードの仕組みが最初ぜんぜんわからなかったです。ソケット、スーパーチャージ、ランクの関係性……理解するのにしばらくかかりました。もうちょっと説明してほしい。
  • 粘液系アイテムの存在意義:惑星に落ちてる箱を開けようとすると、なんか粘液みたいなアイテムがくっついてるんですよね。最初は何かに使うのかと思ったんですけど、取れば箱が開くし、捨てても問題ないらしいです。初見だと意味わからないです。

どれもゲームの根幹に関わるような致命的なものではないです。

セーブデータが飛ぶとか基地が崩壊するとか、そういう話じゃなくて、あくまで「不便」「わかりにくい」のレベル。粗があった上で楽しめるかどうかは、結局このゲームの寄り道ループが肌に合うかどうかだと思います。

まとめ:寄り道がそのまま目標になるゲーム

No Man's Skyで雪の惑星から星空を眺めるプレイヤー

No Man’s Skyは「自分で目標を作るゲーム」だとよく言われます。それは間違ってないんですけど、少なくとも序盤から中盤においては、そこまでストイックな話じゃないと思います。

メインストーリーを軸にして、湧いてくるサイドクエストを拾って、その過程で必要になった素材を調達しに宇宙を飛び回って、言葉を覚えて、装備が強くなって——この一連の寄り道が、いつの間にか自分だけの目標になってました。

「次は何しよう」って立ち止まって悩む時間がほとんどないんですよね。やることが渋滞してるのに、それが苦じゃない。むしろ「今日はどの寄り道から片付けようかな」がプレイ開始時の楽しみになってます。

ブラックホール探索みたいに、正直まだメリットがよくわかってないコンテンツもあります。でも、それはそれで「いつかわかるだろう」くらいの気持ちで放置できるのも、このゲームの良さかなと。全部を理解してから遊ばなくていい。

2026年の今、No Man’s Skyはアップデートを重ねに重ねて10周年を迎えてます。始めるタイミングとしては悪くないはずです。少なくとも「自由すぎて何していいかわからない」は、メインストーリーを進めてさえいれば、そこまで心配しなくていいと思います。

寄り道してるうちに、気づいたらこの宇宙が居心地よくなってますから。

¥7,000 (2026/03/20 17:45時点 | Amazon調べ)
No Man's Skyのスクリーンショット。惑星の軌道上を飛ぶ宇宙船

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次